たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報国分寺市 国分寺市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局. at

農公園都市構想

恋ヶ窪公民館の環境問題講座の第8回(最終回)コーディネイター:菊池 滉さんから、「農公園都市構想」についての紹介があった。
これは、20年前(1991年)菊池さんたちが、国分寺市の基本構想を受けてまとめ、市に提言したもの。
全体的な考え方としては、農のあるまちづくりをコンセプトとしたまちづくりであり、農的資産(農家・農地・農業文化・・・)を最大限に活用しネットワーク化(農家、農地、雑木林などをつないで全市を農公園化する……ミニチュアの農業公園ではない)つまり、農家を含む市民主体で農のあるまちづくりを進める→ネットワークすることによる新しい価値の創造を構想したもの。
この構想は、現状を守りながら、現在の生き方、暮らし方のアンチテーゼとして考えるのなら、保守的でありながら革新的であり。⇒今日でも通用する考え方である。
     


  • Posted by water. at 2011年03月27日22:37

    環境問題講座(2)

    恋ヶ窪公民館の環境問題講座も今日が第7回、講師は都市農村問題研究所の渡辺善次郎さん。文明論的な立場から、「農のあるまち」に向けての幅広い情報」が。概要は次のとおり、1)20世紀は都市化の時代であるが、日本は先進的な都市化社会である。つまり江戸開府(1603年)に伴い約260の大名が配置されたが、これらの大名が、それぞれ計画的に城下町を作った。(都市計画)これは世界でもっとも先進的な都市化社会の出現といえる。2)一方、都市化の中で環境問題を引き起こしたのは大量生産社会(大量消費、大量廃棄)発展である。3)また、環境問題は端的に言えばごみ問題である。4)そうして、ごみがなかった、見事な物質循環システムを構築していたのが江戸である。5)明治になって、やってきた外国人は一様に「日本の豊かで美しい都市と農村」に驚きの声をあげた。6)今こそ、持続型社会、循環型社会を目指して「農のあるまち」「農公園都市」(博物館的な農業公園ではなく、まち全体を農あるまちにする)構想を進めたい云々。以上  


  • Posted by water. at 2011年03月15日20:44

    東大農場

    環境問題講座の一環として、8日(火)西東京市田無の東大農場を見学した。東大農場・・・正式には「東京大学大学院農学生命科学研究科付属農場」農場のほかに演習林もある。昭和10年(1935年)に移転してきた頃は周辺も一面農地や雑木林だったろうが、今や周囲は住宅地、残された貴重な空間となっている。構内には、内田祥三元総長の指揮監督のもとに建設された貴重な建物、施設も保存されている。また、一角には、農場博物館があり、当時の農具や資料(明治政府が全国から収集した伝統的な農業技術を絵図資料として編集した「教草」やドイツの農業関係の資料をまとめた「独逸農事図解」)などが展示されており、ボランティアが案内している。(火曜、金曜の10;15~14;45)  


  • Posted by water. at 2011年03月10日00:44

    環境問題講座

    昨日は、恋ヶ窪公民館主催の標記講座に出席した。 今回の口座のタイトルは”農のあるまちづくりで 歴史と自然ゆたかな国分寺市を守っていこう”という長いもの。今回は、その第3回、「諸外国の都市農業の取り組み」講師は 東京都農業会議の 北澤俊春さん 前半は自身の外国の農業視察談義、後半は都市農業振興に向けての、市民、農業者それぞれへの提言があり、考えるべき材料を仕込むことができた。  


  • Posted by water. at 2011年02月09日23:53