11月25日(金)、紅葉狩りに粟又(あわまた)の滝、養老渓谷(千葉県)を訪ねた。残念ながら、紅葉は今年大夫遅れており、まだまだといった感じだったが、房総の海浜部とはまた違った、山里の秋をそれなりに堪能できた。粟又の滝は、別名高滝、養老川が落差30m、長さ100m、岩肌を優雅に流れ落ちる名瀑。茨城の袋田の滝に少し似ている。養老渓谷は、その少し下流に位置しており、遊歩道も整備されており、飛び石伝いに何か所か川を渡ることができる。近くには、頼朝ゆかりの出世観音もある。ところで「養老」といえば、岐阜県の「養老」がよく知られているが、名前の由来は全く別。当方の由来は、ひざの裏を表す古語の「よほろ」。「よほろ」が屈曲の多い川の様子を表しているところからきているとか。現在の「養老」の字があてられたのは、江戸時代以降、それまでは、「用路川」「勇露川」などという字があてられていたという。是非紅葉真っ盛りにもう一度訪れたいところだ。