中欧

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2012年05月16日 22:24

先ごろ思い立って、中欧を旅した。6泊8日のツアー。ウイーンへの直行便。後は北緯47度、広々とした農業地帯をバスでの移動。ブダペスト、プラチスラヴァ、プラハ、チェスキー・クルムロフ、ウイーンといずれ中世の息づく街々。ハプスブルク帝国の栄華の跡をたどった。
”青きドナウ”の両側に広がるブタとペストの美しい街並み。 ドイツのシュヴァルツヴァルトに源を発し、オーストリア、ハンガリー、セルビア、ルーマニアなどを経て黒海に注ぐ、総延長2,850㎞の国際河川、ドナウ川もここハンガリ―あたりは中流域。ゆったりとした流れは心が休まった。 
赤い家並みと尖塔の屹立するプラハ。創業1499年というビアホール、黒ビールのウ・フレクー。まさに中世が息づく街。 
そして、まち角で、モーツァルトやシューベルトに出会いそうなウイーン。 ザッハートルテや豚肉のヴィナー・シュニッツェル。女帝マリア・テレジアと少女期のマリー・アントワネットも暮らした、ハプスブルグ家の夏の宮殿、バロック様式の代表的な建物でもある、シェーンブルン宮殿。ロマネスク様式で建てられ、ゴシック様式で建て替えられたシュテファン寺院などなど、眼も舌も堪能した旅だった。

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