千代田区 景観まちづくり重要物件
千代田区に照会してもらったところ、同区では、区を10のブロックに分けて、地区別に歴史的に価値のある建造物等を景観まちづくり重要物件として指定しているとのこと。約10年前に、50年以上たっている建造物について、一括して調査を行い、所有者の同意が得られたもののみ指定したとのこと。
指定した場合、その保存等のために技術的支援その他の措置を講ずることができることになっており、1件につき、500万円を上限とする補助制度などがある。趣旨としては、景観形成の糸口としていくことであり、効果としては、指定した建造物は、多くの人に関心を持ってもらえるとともに、ランドマークとしての役割も果たしている由。
指定されている建造物には、九段会館本館,共立講堂。山の上ホテル本館や聖橋、万世橋などの橋梁もある。
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