阪神・淡路大震災(平成7年)を契機に、東京都(土木技術研究所;現土木技術センター)では平成9年度から10年度にかけて立川断層の調査(トレンチ調査)を実施している。それによると位置:青梅市小曾根笹仁田峠付近から多摩市一宮付近 長さ;約21㎞ 活動度;B級 周期;5,000年 最終活動時1,000年~2,000年前といったことが判明している。
ところで、活断層とは過去に繰り返し活動し(断層の動く現象が断層運動;これが地震の原因になる)、今後また活動する可能性のある断層。阪神・淡路大震災、この活断層の活動で起ったことから、以後注目されるようになった。
活動度;年間のずれの量(変位)ミリメートルの桁に達していうものがA級 断層の長さと地震の規模は比例 20㎞でМ7程度。