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東京消防疔 航空隊とハイパーレスキュ-見学

「防災まちづくり27会」~航空隊およびハイパーレスキュー見学会~

10月8日(水国分寺市の)「防災まちづくり27会」主催の、東京消防庁立川防災施設内で同庁航空隊(午前)と第八方面消防救助機動部隊(通称:ハイパーレスキュー)(午後)の見学会に参加しました。なかなか見ごたえがありました。

航空隊(空の消防)は、立川市泉町(立川飛行場内)および江東区新木場(東京ヘリポート内)の2か所に基地を有し、ヘリコプター8機(大型機4機、中型機4機、内中型機1機は総務省消防庁からの無償使用 機体名にはこうのとり、はくちょう、などいずれも鳥に因んだ名前がついています。)を運航しています。見学会当日は、大・中型機の5機が待機していました。なお、機体の使用年限は概ね20年とのこと。
パイロットをはじめ98名が所属、情報収集(上空から映像を送信、地上の消火活働を支援)、消火(林野火災や大規模市街地火災時、上空から放水)、救助活動(ビル火災、水難、山岳地域等での救助活働)、救急(内陸および伊豆諸島からの救急搬送)等、多種多様な任務を遂行するとともに、大規模災害発生時には、国内外を問わず出動するなど24時間体制で活動しているとのことでした。

ハイパーレスキューは、阪神・淡路大震災の教訓から創設され、地震災害はもとよりあらゆる特殊災害から、早期に人命救助を担当する部隊です。現在、第二(大田区)、第三(渋谷区)、第六(足立区)、第八(立川市)、第九(八王子市)の各消防方面本部に5部隊が設置されています。見学した第八方面本部のレスキューは特に震災対応部隊かつ航空救助連携隊指定で、トラクターショベルや大型クレーン等、22台の特殊車両・機材を備えています。多数の人命を早期に救助することを目的とした「自己完結型」のスペシャリスト部隊です。各消防署から試験で選ばれた約60名の隊員は、1隊20名で編成され、3隊が交代で任務にあたっています。現在そのうちの1隊は、御嶽山の捜索活動に出動中とのことでした。なお、第二は震災対応、第三はNBC災害対応、、第六は震災および大規模水害対応、第九はNBC災害および震災対応とのこと。 NBCとは生物・化学物質。

両隊とも案内してくれた隊員は、活動体験を交えながら話してくれ、たいへん興味深く、参加者からの様々な質問にも丁寧に答えてくれました。見学はおすすめです。





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    Posted by water. at 2014年10月14日23:00

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