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Posted by たまりば運営事務局. at

環境シンポジウム(第9回)開催!

2月1日(土)13時30分~15時45分 国分寺Lホール 主催;環境ひろば・国分寺市

講演 『雨水是地球全部水循環~気候変動と雨水との付き合い方を考える~』
(講師 公益社団法人雨水貯留浸透技術協会 技術第二部長 屋井 裕幸氏)
講演の概要は以下のとおりです。
地球温暖化に起因するとされる気候変動によって、近年、降雨量や降雨日数が減少している反面、1回の降水量は増加している。つまりは集中豪雨や渇水など雨の降り方が変わってきている。
また、東京都の総合治水対策においても、都市化(開発)の進展により、流域の保水機能の低下によって、これまでの河川や下水道設備だけでは対処できなくなってきた。
そこで、豪雨対策基本方針(平成19年)においても、河川や調節池の整備だけでなく、貯留や浸透など流域対策を進めることになっている。
これはまさに「水循環」の適正化の問題である。なお、「水循環」とは、「大地に降った雨が、地下水や湧水になったり、川や海に流れ込んだり、その途中や海で蒸発、再び雨になって大地に降り注ぐ・・・」この水の流れのことである。このお陰で私たちは、繰り返し雨から水が得られる。都市化や気候変動が大きく変えたこの「水循環」をどうよくすることができるのか?そのキーワードが雨水活用(貯留・浸透・利用)、すなわち雨活(あめかつ)である。
屋根や敷地内に降った雨を、いたずらに流出させず、どう適切に利用し、自然に返してやるのか。初期雨水(汚れの多い部分)のカットなど設備も進化している。 など、地球規模の気候変動の話から私たちにもできる、”地球の未来を変える” 身近な雨水利用方法まで・・・幅広く話していただいた。
  


  • Posted by water. at 2014年02月12日23:49